自作加圧式ブリーダーでブレーキフルードを交換してみた

投稿日:2020年8月2日 更新日:

お約束ですが、ブレーキの整備は自己責任でやってください。私のダメ体験を書いているだけですから、マネしちゃだめです。

蓄圧式噴霧器を使って、加圧式ブレーキブリーダーを作成したことは以前ブログに投稿しました。

作成に必要なものを再掲します。

殺虫剤の噴霧器(この噴霧器は最低限の加工で使用可能)

圧力計(ネットで購入)

フィアット用のブレーキフルードタンクキャップ(ネットオークション)

両側G1/8ニップル、G1/8ホースジョイント(ナットだけ使用)、外径45mmOリング(すべてコーナンプロ)

8x2mmのOリング(手持ち)

梅雨が明けたのでブレーキフルードの交換をしました。

今回は、コンプレッサーを使わずに手動ポンプで加圧しようと思います。ブリーダー本体にはフルードを入れずに、リザーブタンクのフルードを加圧するためだけに使います。テストで加圧してみたところキャップ付近から微妙にエア漏れが発見されたからです。フルードを入れると漏れる可能性があります。

私の車は、板に乗らないと、フロントを上げたあとリアにジャッキが入りません。

リアの一輪だけインパクトレンチで外せませんでした。幸いリアだったのでパーキングブレーキで車輪を止めて手で外しました。タイヤ交換の時にショップの人が強めに締めたと思われます。やはり中華製インパクトでは強めに締められると駄目みたいです。

リザーブタンクからフルードをシリンジで抜きました。

ブリーダプラグを緩めるとフルードが出てきました。一応機能はしているようです。でもエアが漏れているのですぐに圧力が下がります。1輪あたり2回ポンピングする必要がありました。

リザーブタンクからフルードがなくならないように気を付けながら4輪とも交換できました。目で確認しながら交換できるのは便利です。ただ、フルードがそんなに劣化してなかったので、入れ替わったかどうかがすごくわかりにくかったです。

感想

キャップ付近の作りこみがあまかったようです。もっとエアタイトにしないとだめです。いちおう使えることは確認できました。交換後のテスト走行でも問題はありませんでした。

暑かったので、ジャッキアップしてタイヤを外した時点で体力の限界に近づきました。汗だくです。夏にやるもんじゃないなと思いました。

キャップを改良した

後日、漏れないように改良しました。ワッシャで継手のグラグラを防止し、ワッシャの上下にゴム板で作ったガスケットをかましました。

追記) キャップの裏側はデコボコしていてエアがスレッドから抜けます。元々通気性を持たせるように設計されています。そこでキャップの裏側に接着剤を流し込んで平らにする必要があります。

自分で作りたい人はキャップと圧力計がいります。これ以外はホームセンターで買えます。キャップは欧州車は同じもので行けると思います。

自作するより買った方がいいかも

やっぱり既製品を買った方が確実だと思いました。自作してもそこそこの費用がかかります。倍ほど出せば売ってるので、手間を考えたら買うことをお勧めします。一人でブレーキフルード交換するためには便利な製品だと思います。

前回は極力道具を使わずにやりました。

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