E46のステアリングラックブーツの交換

投稿日:2024年6月20日 更新日:

7月の車検に備えて下回りをのぞいていたらステアリングラックブーツが破れているのを発見した。このままでは車検に通らない。早速交換することにした。

YouTubeを見ると、たいていの動画はボールジョイントを外してから、インナータイロッドとアウタータイロッドを分離してブーツを挿入している。E46に関する動画でも同じだ。この場合、タイロッドを全く同じ長さに戻さないとだめだ。面倒である。

アウタータイロッドを外さない

リペア用のE46のステアリングラックブーツを見ていて気づいたんだけど、これはインナータイロッドとアウタータイロッドを分離しなくても交換できそうだ。ブーツの両側の開口部が大きいからボールジョイント側から入れられる。

届いた安物アフターマーケット品に付属している円盤には切れ目がなかった。自分で斜めに切れ目を入れた。純正には元から漏れにくい形状の切れ目が入っているようだ。やっぱり安物はダメだ。

手順は、タイロッドエンドをナックルから外して古いブーツを取り外す。タイロッドに円盤を切れ目から入れる。グリースを付けてからブーツを挿入してバンドで両側を留める。それだけ。ホイールアライメントに影響なし。

タイロッドエンドが外れなくてあせる

ハンマーでガンガンやったら外れるらしいが、住宅密集地の真ん中で大きな音が出せない。仕方なく工具屋でタイロッドエンドセパレータを買ってきた。4000円余りの出費と時間の無駄。

ホースバンドをかしめる道具がなかった

プライヤを持ってないので付属のホースバンドは使えない。手持ちのステンレスバンドを使った。少し幅が広いが何とかなった。ジップタイでもいい。工具を買ったら付け直すつもり。

タイロッドエンドをナックルに付け直そうとしたらナットと軸が供回りする

18mmのメガネレンチがあれば、六角レンチで軸の回転を防げば締められる。私はソケットしかなかったのでタイロッドエンドの下をジャッキで押し上げてナットを締めた。65Nm。後で18mmレンチを買おう。

何とか車検に間に合った

途中タイロッドエンドセパレータを買いに行ったりしたけど、ジャッキアップから後片づけまで2時間くらいで完了した。さっさとやれば1時間以内で出来そうな作業であった。

Febiのブーツ。いい製品だけに高い。

幅22mmで何とか外せました。もう少し大きくてもいいかも。

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