E46のセンターコンソールの塗装をはがした

投稿日:2023年1月24日 更新日:

E46のセンターコンソールのラバー塗装が傷だらけです。おおかたの古いBMWは同じ様になっているのではないでしょうか。再塗装して奇麗にしたいので、まずは今の塗装を剝がすことから始めます。

ネットを見てみると、色々なやり方があるようです。大きくはサンドペーパーで研磨する方法溶剤で溶かしてとる方法の2つです。私は溶剤で溶かしたほうが簡単そうに思えたので後者を採用することにします。また、再塗装せず素地のまま使うなら溶剤で落とした方が見た目がいいと思います。表面には細かいデコボコ模様がついています。

どの溶剤で溶かすか?

家にあるもので済ましたかったので、まずペイントうすめ液を使いましたが溶解力が弱すぎました。スコッチブライト(不織布研磨材)と併用すれば剝がせます。

次はパーツクリーナーでやってみましたが全然ダメでした。すぐに乾いて塗装が溶けませんでした。

次に家にあった消毒用エタノールを使ってみました。これはエタノール濃度が80%程度です。タオルに付けてこすると塗装をはがせました。めちゃくちゃ溶けるわけではないですが、擦っていると比較的短時間で塗膜が薄くなりました。無水エタノールを使ったらもっと簡単に溶かせたのかもしれません。しかし、消毒用エタノールは蒸発しにくいのでタオルに含ませてこすり取るのには適しているような気がしました。それに、余ったら消毒に使えるので無駄になりません。

コンソールの外し方

カップホルダー等の抜き方は引っ張るだけです。

コンソールを止めているのは後ろ2本、前2本のビスです。後ろのビスはリア灰皿の下。前のビスはシフトレバーのゲイター(ブーツ)のあたりです。

灰皿の中のプラスチックのビスと灰皿を抜いてから灰皿の下にあるビスを外す。
内装はがしでこじると蓋が外れる。蓋も塗装するならブーツから外しておく。蓋の裏のコネクターは固いのでラジオペンチで抜く。
サイドブレーキのブーツを外せばコンソールが外せる状態になる。
リアの灰皿が入ってたパーツを先に外してから、アームレストとサイドブレーキをかわしながらコンソールを抜く。コンソール前方のハザードスイッチは裏から押すと上向きに出てくる。

コンソール以外の塗装はスクレーパーではがした

シートの後ろのネットの枠もみすぼらしくなっているので剝がすことにしました。この部分は下地の表面に模様がなくてツルツルなのでスクレーパーで剝がすほうが早そうでした。

簡単にそぎ取れる

残った塗装はエタノールでふき取ります。最後にラバープロテクタントを塗布。

コンソールと違って表面がつるつる

最終的にはラバー塗料で再塗装する予定

素地のままでも使えなくはないですが、私としては元通りに弾力のある塗装にしたいと思います。すぐに塗装しようと思ったんですが、このところ外気温が5度C以下まで下がっています。今日は今年一番の寒波がやってきます。

塗装には適していないのでもう少し暖かくなるまで待ちます。それまでコンソール無しのまま使います。

プラスティ・ディップ 近所のホームセンターで1800円で売ってた。

塗装したらまた投稿します。

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