前回ブレーキフルードの交換をしてから2年弱経ちました。前回は完成したばかりの自作加圧式ブリーダーでフルード交換を行いました。7月が車検更新なので梅雨に入る前にブレーキフルードの交換を行うことにしました。今回はさらに改良を加えた自作ブリーダーで交換したいと思います。
前回はキャップの作りこみが甘くてわずかにプレッシャーが抜けていました。キャップを改良したので今回は全くエア漏れなしです。詳細は前回記事を参照してください。
使ったフルードはDIXELのDOT4LVです。前回は古川薬品工業のBF-4でした。
ディクセルのフルードは古川薬品工業のに比べて最初から色が黄色いので、ホースを見ても入れ替わったのが分かりにくそうです。
4輪ともジャッキアップしてタイヤを外します。タンクの周りを養生しました
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ブレーキフルードをタンクから抜いて新しいので満たします。(前回同様、ブリーダーにフルードを入れずに加圧するためだけに使用した)
キャップを接続して加圧してみます。圧力ゲージは一定を保っています。BMWは圧力は2.0を超えるなと言ってます。自作品ということもあり1.3くらいにしておきました。
ブレーキキャリパーのプラグに9mmメガネレンチをかけてからホースをつなぎます。ペットボトルにはさっき抜いたフルードを少し入れておいて、ホースの先を沈めておきます。ペットボトルはどこかに引っかけて吊っておきます。
レンチを少しだけ緩めるとフルードが流れてきます。ホースの中のフルードの色を見て入れ替わったか判断するのですが、さっきも書いたようにディクセルのフルードが黄色いのですごくわかりにくかったです。古川薬品工業はほとんど透明なので分かりやすいと思います。
4輪とも交換します。2輪に1回はフルードをタンクに足しました。
終わったらブリーダーを外して、最後に新しいフルードをタンクに満たして終了。
せっかくタイヤを外したのでブレーキパッドの厚さを測っておきました。測定窓があるのでそこにノギスを突っ込んでローターとの距離を測ります。測定値からバッキングプレート(シムプレート込み)の厚さ6mmを引きました。
交換後、違いは判りません。次の交換では、加圧式ブリーダーにフルードを入れてやってみようと思います。自作が面倒な人は製品を購入してください。ブレーキは重要な部品なのでやってみる人は自己責任で。