昭和30年代の岩崎ちひろのかるた

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今度、孫と遊ぼうと思って押し入れにあったかるたの箱を出してきた。表には「ずかんかるた」と書いてある。私が昔クレヨンで落書きしたのか汚れている。

中を開けてみると動物や植物の図鑑カードと絵札が入っている。図鑑カードの裏が読み札になっている。絵札の裏には絵に対応した物語が書いてある。なかなかおもむきのある絵だ。「図鑑のかるた」だと思っていたが、「図鑑とかるた」の二通りの遊び方ができるようだ。

作者は誰かなと思って箱を見てみたら小さく「かるた絵 岩崎ちひろ・図鑑 加賀山敬二・ケースデザイン 深沢邦朗」と書いてあった。岩崎ちひろの絵は昔からよく知っている。ネットで調べてみたら、いわさきひひろの生誕100周年を記念して復刻版「どうわかるた」が発売されたようだ。それなりに人気があるのであろう。面白いのは、現在では大変メジャーなちひろの絵よりも図鑑のほうがメインのようになっていることだ。(ケースを見れば「ずかんのかるた」だと思ってしまう)

遊び方を書いた説明書

説明書を読むと、絵合わせの他に童話を読み聞かせたり、話の順番に並べたりといろいろな遊び方ができるようだ。よく考えられている。

絵札は全部で44枚で「を」と「ん」が無い。失くしたのかと思ったが、復刻版の絵札も44枚だ。元々無かったのかもしれない。ネット上には復刻版の画像はあったが、昭和30年代の画像は見つからなかったので記事にしてみた。

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