去年の今頃、F#のハンマーが壊れたので修理したんですが、1年経って今度はAとA#のキーが下がったままになりました。

さくっと修理したいと思います。
上蓋:外すネジは、後ろ左右2本ずつ計4本、下左右4本ずつ計8本。ペダルのコネクターを外す。これで上の蓋がパカっと開きます。

前面の細長いパネル:上の左右1本ずつ計2本、下の6本。

下がっているキーの根本をマイナスドライバーで開いてキーを外します。

下に見えるハンマーを取り出します。AとA#を取り出しましたが、A#だけがヘビの首のところが折れています。アロンアルファでくっ付けました。去年折れたのも黒鍵でした。黒鍵のハンマーの方が首が細くて折れやすいようです。この構造はどう考えても壊れやすいでしょう。設計に問題があるんじゃないでしょうか。

可動部に車用に買ったシリコングリスを塗りました。元に戻しておしまい。全部で半時間もかかりませんでした。

シリコングリスは0リングの潤滑やブレーキ整備の必需品です。使用可能温度域は-50℃から250℃です。