E46カブリオレのドアミラーが格納しなくなったので修理すべく分解に取り掛かりました。最後にヒンジを抜くところまで行しましたが、ヒンジを取り出すと後戻りできなくなるので、確実に修理ができる方法を考えているところです。これまでの分解過程と同じことをやろうとしている人に役に立つであろう情報を書いておきます。
E46カブリオレのドアミラーは、クーペ用と同じく跳ね上げ式です。セダン用やM3用のドアミラーの分解に関してはある程度情報がありますが、跳ね上げ式については見つけるのが困難です。
跳ね上げ式ドアミラーの構造
分解手順
1.ドアからミラーを外します。外し方はこちらの記事を参照。
2.リボンケーブルをヒンジから抜く必要があります。
そのためにリボンケーブルに付いているコネクターを外して、
ケーブルの途中に付いているグロメットを外します。
3.ベースの蓋を外して、中のスポンジ状詰め物を取ります。
4.ケーブルをヒンジから抜きます。
ヒンジを抜くにはドリルでフランジを削るしかない
5.ここまで出来たら後はヒンジのフランジを除去すればミラーとベースが分離できるはずです。
6.裏の蓋を外す
T10 トルクス
7.中のギアを取り出す
プラスチックのギアが割れていました。
樹脂のギアは収縮して割れたようです。接着剤でくっつけることはできませんでした。
新しいギアを買って修理する予定
分解はできますが、元に戻すための方法を用意しなければなりません。YouTubeにはフランジの替わりにワッシャーを溶接する動画あります。7/16のワッシャーを溶接しているようです。
私としては溶接ではなく、新しいパイプを使って同じようなものを作ります。
だいたい構想はまとまってきましたが、いまひとつ踏ん切りがつかない状況です。100%の自信がまだないからです。
材料を揃えていますのでそのうち修理過程をアップします。