E90 335i のエグゾーストフラップが開いたままになったようなので、ひょっとしたらDMEのアダプテーション(学習値)を消去したら直るんじゃないかと思って、診断機でDMEのアダプテーションを見てみました。でもどれをリセットしていいのかよくわかりません。今思えば何を血迷ったか勢いで全消去してしまいました。
DSCエラーが出た
するとリセットしたとたんにDSCエラーが表示されました。
どうせすぐ消えるんじゃね、と思って一旦イグニッションをオフにして再度オンしてみるとまた現れます。ならばとエラーを消去してみますがこれが消えません。何度やっても消去した瞬間に再現しました。
だめだと諦めてしばらくすると自然に消えていました。ネットを調べてみると、少し走れば消えると書いてありました。ホッとしました。勢いでアダプテーションをリセットするもんじゃないと思いました。
ちなみにフラップはアダプテーションをリセットしても変化ありませんでした。
E90 335i のエグゾーストフラップはアイドリングで閉まっている
アイドリングが不安定になることも
ネット情報では、うっかりエンジンかけたままスロットル・ボディ・アダプテーションをリセットするとアイドリングが不安定になることがあるそうです。そんな時は、
- イグニッションオン(エンジンをかけない)
- アクセルペダルを30秒間床まで踏み込んだまま
- イグニッションをオフ
- ペダルを離して
- 2分ほど待ってからエンジンをかける
と直るそうです。これもスロットル・ボディ・アダプテーションのリセット方法なんですけどね。今回はこれにならなくてよかったです。焦っていたと思います。
オートマチックトランスミッションの学習値リセットはするべき?
オートマチックトランスミッション・アダプテーションのリセットについては諸説あるようです。
前の所有者の癖をリセットしようと思ってATの学習値をリセットしようと思うことってあります。そんなとき上に書いた、ペダルを30秒踏むスロットルボディ・アダプテーションのリセット方法が効果があるという説がある一方、すぐに元に戻るから効果がないと言ってる人もいます。どっちが本当か私にはわかりません。
診断機でEGSのアダプテーションをリセットするとどうなるのか?これも確たることは見つけられませんでした。EGSのAT学習値をリセットした場合は再学習(キャリブレーション)の手順を踏む必要があるから、それができないならやらない方がいいと言ってる記事もあれば、普通に運転してればいいという説もあります。少なくとも、ATやATフルードの経年劣化による学習値がリセットされてしまってシフトがラフになるという気がします。結局よくわからないので、ATの学習値リセットはしないことにしました。時間はかかるけど、そのうち自分の運転に合ってくるまで待てば済むことですから。