超古いコードレス電話機の子機の液晶が見えなくなりました。光ってはいますが文字が表示されません。機種はブラザーのコードレスファクシミリです。
その1 電池を抜いてみる
電池を抜いてみて再起動で直ればいいんですが、世の中そんなに甘くはありません。可能性は低いでしょう。
その2 電池を交換してみる
互換電池がアマゾンなどで売られていますから1000円以内で購入できます。表示が薄くなっているだけなら電池の交換で直るかもしれません。通話が聞き取りにくいときも電池が消耗している可能性があります。しかし私の場合のように光ってるけど完全に表示が消えている場合は電池を替えてもダメだと思います。電池代が無駄です。
その3 分解してみる
液晶ユニットの不具合と考えられます。電池を外してから電池ボックスの2本のネジを取ります。ブラザー子機の場合はT10トルクスでした。機種によっては、いじり止め(タンパーレジスタント)トルクスの場合もあります。
本体をこじ開けます。金属製のへらがあると簡単です。
基盤はフィリップススクリュー2本で固定されてます。
基盤を裏返して液晶ユニットと基盤をつないでいるフレキシブルケーブルを抜きます。接点を清掃してきっちり差し込みなおしました。
直りました。
コードレス電話を分解すると技適(技術基準適合証明)が外れるらしいです。分解修理した後はオブジェとして飾っておきましょう。
その4 液晶なしで使用する
直らなかったら気合でそのまま使用しましょう。昔は電話に液晶なんてありませんでした。かけ間違いが心配なら受信専用にしてください。
その5 新品を購入する
もしお金があるなら子機を購入しましょう。新品の子機はなぜか高いですね。ネットオークションで程度の良い中古が出ていれば買いましょう。中古もなければ、いっそのこと親機ごと新品を買ったほうがいいかもしれません。
ブラザーの増設子機はBCL-D30からD90までは互換性があるそうですよ。見た目も一緒ですから。