コールハーンの靴が気に入ってるので、今回はビジネスシューズを米国Amazonから購入してみました。いくら払うことになったでしょうか?
革靴は関税が高い
コールハーンの最近の売れ筋はスニーカーみたいなドレスシューズらしく、ビジネスシューズ然としたやつは少なめです。中でも見た目に比べてお安いこの靴にしました。
Cole Haan Men's Williams Wingtip Oxford
下の画像は米国アマゾンのスクリーンショットです。なんと!220ドルが59.99ドルに値下げされてます。おまけに14.99ドルのクーポンまでありました。
これは買わない手はないだろうということでポチろうと思ったのですが、いや待てよと。送料と関税が高いんじゃないのか、と思いとどまりました。
皆さんご存知の通り、革靴の関税はすごく高いのが難点です。私は詳しくないので説明はできませんが4000円以上の関税がかかります。(例外あり)
Estimated Import Fees Deposit
ここで、Shipping & Fee Detailsという項目を確認すると以下のようになってます。配送料20.50ドルとEstimated Import Fees Deposit(輸入税等前払金)が0ドルです。Estimated Import Fees Depositというのは関税や消費税などを前もってAmazonに預けておけば、それを使って通関してくれます。直訳すれば予想輸入費用預り金となります。それ以上かかっても請求されないし、余れば返金してくれます。ただ、これが0円とはどういうこと?本当にただなの?
靴によって、このEstimated Import Fees Depositがかかるものとかからないものがあります。どういう基準でかかったりかからなかったりするのかよくわかりません。例えば、Allen Edmonds Men's McAllister Wing Tipは、Estimated Import Fees Depositが178.77ドルかかります。恐らく60%の関税分を前払いしてるんだと思います。
さらには、同じモデルでサイズが違うだけで0ドルだったり70ドルだったりするのでよくわかりません。
イチかバチか買ってみた
関税がかかっても4000円くらいだから、それでも日本で買うよりは安いと思ってイチかバチか購入しました。
もし受け取り時に関税を請求されたら理由を聞くまで受け取り拒否しようと考えてましたが、結論から言うと、受け取り時には何も請求されませんでした。
配送はECMSを使用しています。郵便では無いので関税を申告しているはずです。
可能性としては、後ほど請求書が届くということも考えられます。まだ今日受け取ったばかりなので来たら追記します。(追記:2週間経ちますがその後何も来ません)
Amazonが関税等前払い金を0に設定しているのはそれなりの理由があると思われます。多分、この靴がインド製だということが関係しているかもしれません。その辺は勉強不足でよくわかりませんが、革靴であっても原産国によってEPAやLDCの特恵関税が適用されるようです。私の勝手な想像ですが、少額の関税にすべて預かり金を適用すると、その清算にかかる費用のほうが大きいんじゃないでしょうか。
いつもこうなるかどうか保証はありません。事例の一つということでご理解ください。
ECMSの配送
手元に届けてくれたのは日本郵便でした。Amazonのサイトには配送業者がAPEXと表示されますが届いた送り状にはECMSと記載されています。ECMSが通関まで行い国内配達は日本郵便のようです。荷物のトラッキングは通関完了まではできましたが、それ以降は到着するまでわかりませんでした。日本到着後はタイムラグがあるようです。しかしAmazonのサイトには到着予定日がちゃんと表示され正確でした。1日遅れた時もその旨お知らせがありました。不在で持ち帰ったときはメールでも教えてくれる親切さです。
再配達のお知らせ
COLE HAANのサイズ
ちなみに私の革靴の日本サイズは26.5cmです。COLE HAANはきつめだったような記憶があったので大きめの9.5を購入。幅はM(D)です。履いてみたらタイトですがぴったりでした。ひょっとしたら9 Wide(EE)でもいけたかもしれません。
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まとめ
米国Amazonの割引率の大きい靴で関税等預り金のかからないものを選べばお安く購入できる可能性があります。ただセール時期には日本のショッピングサイトでも相当安く売っているのでお得感はそれほど大きくないかもしれません。日本にないモデルやサイズが欲しい場合はやってみる価値があるでしょう。