4年前に作った自作プレッシャーブリーダーでブレーキフルードを交換します。作り方は過去の記事を見てください。
用意するもの
- ブレーキフルード 前回はDIXCELのLVでしたが、今回は古川薬品工業のDOT4にしました。ディクセルのは黄色ですが古川薬品工業のは透明なので変化がわかりやすいです。
- 500mlペットボトルにホースを付けたもの。キャップには空気抜きの小さな穴もあけておきます。
- 9mmメガネレンチ
- プレッシャーブリーダー
- 布切れ、ブレーキクリーナー、廃油処理箱など
- フロアジャッキ
- ジャッキスタンド
- 17mmソケット
- トルクレンチ
- インパクトレンチなどのレンチ類
手順
市販のプレッシャーブリーダーでも同じだと思います。
- ブレーキフルードタンク内のブレーキフルードを抜きます。私はシリンジを使いました。抜きすぎないように注意します。
- プレッシャーブリーダーに新しいフルードを入れます。1リッター入れました。
- プレッシャーブリーダーの接続キャップをブレーキフルードタンクに接続します。
- ポンピングしてプレッシャーブリーダーに圧力を加えます。ブレーキフルードタンクには2バール以上の圧力を加えるなとBMWが言っているので1.5バールを加えました。
- ポンピングするとブリーダー内のフルードがタンクに移動します。
- プラグに9mmレンチを付けてからペットボトルのホースをつなぎます。
- プラグを4分の1回転ほど緩めます。
- プレッシャーブリーダーから新しいフルードが供給されるのでタンクのフルード量を気にする必要はありません。
- フルードの色が変わるまで待ってプラグを閉じます。
- ホースを取ったらブレーキクリーナーでプラグを掃除して蓋をします。
- プレッシャーブリーダーの圧力を抜くと、接続ホース内のフルードがブリーダーに戻ります。
- ブレーキフルードタンクから接続キャップを外します。ブリーダー内部の圧力を完全に抜かないと、接続キャップを外した時にフルードが溢れてくるので注意してください。
- 接続キャップを取るとフルードが口すれすれまで満タンに入っています。シリンジなどで適量を抜きます。
結局1リッターほとんど使い切りました。交換自体は簡単なんですが、歳を取ってくるとタイヤが重くなってきました。腰が悪くなりそうです。