E46のクーラントを交換するためにG48じゃないけどG11のfebiのクーラントを調達した 

投稿日:2019年12月6日 更新日:

前回、クーラントを半量交換してから2年が経った。今回はエンジンブロックのドレーンからも抜いて全量交換することにした。

すべて洗い流すので混ざることもないし、人柱として純正以外のクーラントを試しに使ってみることにした。実際のところ、価格的な差はさほどないのでリスクを冒すのはバカだと思うが、メーカーの作戦にまんまと乗るのもしゃくに触る。

用意したのはfebi 01089 G11

こんなやつ。フルードの色は青で1.5リッター。容器の色がトリコロールできれいだ。

bmwへの適用も印刷してある。BMW 82 14 1 467 704

しかし、febiのパーツファインダーを見ると使用推奨規格にBMWは無い。あるのはMB 325.0, MAN 324 NF, VW TL 774-C。ただ、比較純正No.にはBMW の83 19 2 211 191もあった。BMWの認証は取ってないが使えるよという感じ。

E46のクーラントはG48が使えそう

ネット情報を総合するとe46は古いG48が使えそうである。G48はクーラントメーカーBASFの規格で、純正以外の製品としてはBASF Glysantin G48など多数ある。 G48規格を買うならBMW純正で良いと思う。 G48は亜硝酸塩、アミン、リン酸塩を含まず、シリケートを含むエチレングリコールのクーラント。色は青や青緑が多い。BASFは、3から4年ごとの交換を推奨している。なぜBMWは無交換でいいと言っているのかわからない。それとも純正品は特別なんだろうか。

febiの01089 G11はVW規格のG11

クーラントの規格は統一されていないので、メーカーによってバラバラだったりする。G11はVWが使用している数世代前の規格である。ただ、このG11は組成がG48と非常に似ていると言われている。メーカーが違うので呼び方が違うだけかもしれない。(データシートを見ると微妙に差はある)

実際にBASFのサイトを見ると、VW G11に対応するのはGLYSANTIN G48だと自ら書いてるくらいだから確かだろう。

What do names like G11 or G12+ mean?

さらにドイツの通販サイトにこんな記事もあるので読んでみてはいかがか?

WHICH COOLANT IS RIGHT FOR YOUR CAR?

ということで、G11規格のfebi 01089 G11はE46に使用できると判断して購入した。

これはメルセデスとVWの認証がある。きっとメルセデスやVWのユーザーもそれぞれ純正のクーラントがいいと思ってるはずだが、同じヨーロッパ車でそんなにエンジンのつくりが違うとも思えない。混ざったら問題が生じる危険性があるが、今回は全量交換するつもりなので混ざる心配はない。混ざらないんだったらG13に交換してもよさそうだ。

ただし、クーラントを完全に入れ替えることのできない人は、今入っているものと同銘柄を使うことを推奨する。BMW用はアミン、亜硝酸塩、リン酸塩を含んでおらず、ケイ酸塩系の防錆剤が入っている。国産車用とは配合が異なる。大きな問題を生じないかもしれないが、リスクはある。

近々交換するのでまた報告します。

febiの価格は純正とほぼ同等で、経済的なメリットはないので純正を購入されることをお勧めします。

3本セットがお得。

交換しました。

スクエアレスポンシブ




スクエアレスポンシブ




関連記事



-修理関係
-

Copyright© BMW E46 カブリオレな話 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.