予告していた作業をしました。
ただし、CCVのブリーザーホースの交換は見送りました。
ロワーインテークブーツとDISAバルブガスケットとオイルディップスティックチューブOリングを交換
準備作業
リフトアップしないので命の危険が無い作業。でも、エンジンを触るので壊れたら最悪だ。
- ストラットブレースを取り外す
- エアクリーナボックスを取り外す
- マイクロフィルターハウジングを取り外す
- ヒートシールドを取り外す。これを外さないと手が入らないので作業できないと思う。
- バッテリーのマイナス端子を外す(念のため)
ここまでは、簡単なので詳細は省略。
- 手前側のインテークブーツを外す。奥の方のバンドも緩める。
ここで一足飛びにロワーインテークブーツも外そうとしたけど、DISAを外さないとやりにくいことが分かった。
DISAを外す
T40トルクスネジ2本で留まってる。コネクタを抜いてからマニホールドから引き抜く。
DISAのOリングを交換
外したDISAユニットのOリングを交換しておいた。
古いガスケットは一体成型されておりOリングではない。ほとんど役に立っていないように見える。地道に削り取った。
Oリングをはめ込んだところ。Oリングの規格は内径53mm、太さ2.5mmのシリコンを使った。
ロワーインテークブーツを外す
ところがこれが曲者である。ホースバンドを緩めるネジ(フラットヘッドドライバーか6mm六角ソケットを使用)がとんでもない方向を向いている。手が入りづらいし、短い工具を使わないと回せない。メチャクチャ苦労して何とか外した。
外したのがこれ。穴が開いている。
社外品はバリが多く加工が必要
外したブーツは純正品で品質は良い。今回買ったURO製のブーツはバリが多く形も不正確だ。特に、アイドルコントロールバルブにつながる小さな蛇腹ホースの付け根の処理が全然違う。純正はなめらかに処理してあるが、社外品はバリで通路が狭くなっていた。自分でやすりでバリを削り流入経路を滑らかに加工した。ブーツ内面も純正の方が平滑である。
左が純正品。
ここまでの画像
アイドルコントロールバルブを外す
T40のトルクス2本と10mm六角ナット1個で留まっている。共締めになっているハーネスボックス?も外す必要がある。左側にあるコネクタを抜いてから力業で引き抜く。ガスケットがけっこう固い。
キャブクリーナーで掃除しておいた。最初はカラカラ音がしなかった。
オイルディップスティックチューブを引き抜く
オイルディップスティックチューブは13mmの六角ボルトで留まっている。途中にくっ付いている2本のホースもクリップから外しておく。今回はCCVから来ているブリーザーホースは外さなかった。オイルパンに刺さってるところのOリングだけ交換しておいた。本当はブリーザーホースも交換するつもりだったけど、CCVにくっついている上側がうまく外れなかったのでやめておいた。CCVが壊れたら困る。今日の夕方乗る用事がある。
Oリングの規格は内径20mm、太さ3mm。これは純正品を買って初めて分かった。
元に戻す
ここで失敗を一つ。アイドルコントロールバルブやDISAを留めているのはT40トルクスのM6ボルト。トルクス以外に10mm六角のM6ボルトも使用されており、付けるときに間違えてしまった。最初に写真を撮っておくことをお勧めします。
バッテリーのマイナス端子を接続。パワーウィンドウのオート設定をする。
いつもながらエンジンを覗き込む作業は腰に悪い。