ママチャリのリアタイヤチューブの交換は思いのほか面倒だった

投稿日:2018年9月23日 更新日:

嫁さんの自転車の空気が抜けるというので見てみることに。

リアタイヤからチューブを引っ張り出して水に浸してみると、バルブの周りに穴が開いてます。修復不能と判断してチューブを取り換えることにしました。

チューブ交換にはリアタイヤを外す必要があります。

ママチャリのリアタイヤ脱着は思いのほか面倒だということがやってるうちにわかりました。

この投稿では、細かい手順というより、やりながら迷ったところを中心に書き留めておきます。

私の自転車は、シティサイクル(ママチャリ)、変速機なし、26インチ、チェーンはフルカバー、というものです。

手順とコツ

自転車をひっくり返す。

ハンドルとリアカゴの3点で支えました。けっこう安定します。が、養生しなかったので傷がつきました。

リアの車軸のナットを外す。

六角15mmです。恐らくBC規格の3/8インチのハブボルトです。適正トルクがよくわかりませんが、3/8インチはM10に近いのでM10の締め付けトルクを参考にして20Nmくらいかなと思います。ネットでも20Nmくらいという情報がありました。メーカーによっては35位というのも。

外そうとしたら相当きつく締められていました。明らかに20Nmよりもきつく締められていました。

後は外せるものを外す。

私はしませんでしたが、外す前にマークしておくと戻しやすいそうです。

外すものは、外側から順に、1ナット、2ワッシャー、3リアキャリア、4リアフェンダー、5スタンドの順です。フレームの内側に6チェーンの張り調整金具があります。こいつは緩めるだけでいいです。緩み止めのロックナットが使われているので、クルクルとは回ってくれません。

反対側にあるブレーキドラムをフレームに固定するボルトとブレーキワイヤーも外してください。

上下逆さ状態の画像

ホイールを外すためにチェーンを外す必要があります。

しかし、フルカバーに覆われているのでディレイルさせることはできません。ということで、チェーンのリンクを外して分割する必要があります。

私は、ホイールを外そうとして初めてこの事実に気が付きました。これがママチャリが普通の自転車と唯一違うところだと思います。

リアのギアを露出させるためカバーの一部を外します。上の画像の*印のネジ1本です。リンク部は探せばすぐわかります。ピンを外すだけです。バイクのチェーン交換をやったことがあったので簡単でした。

針金を通しておきましょう。チェーンカバーの中に入ってしまうことがなくなります。

ホイールを外したらタイヤを外してチューブを替える

チューブは 26x1-3/8 というサイズでした。コーナンに行くと最安値は売り切れていて700円くらいのパナレーサーというメーカーのを購入。同サイズで1500円くらいのぶ厚そうなのも売ってましたが私にはオーバースペック。

画像は元々付いてたチューブ。中国製

タイヤレバーを使ってタイヤを外してチューブを外します。バイク用のタイヤレバーは長すぎて使いにくかったので、自転車の修理セットに入ってるプラスチックの短いやつを使いました。後は特に説明することなし。

新しいチューブのバルブをホイールの穴にいれます。なんだかチューブが長すぎる気もしますが、これでいいみたいです。

後はチューブをタイヤの中に入れて(最初はホイールの方に添わして置いて見たら長すぎて固定できないとわかった)、タイヤをリムに手ではいるだけ入れて、最後はタイヤレバーでビードを入れます。で、入れる順番なんですが、ネットを読むとバルブの反対側から入れて行って、最後にバルブ部分をいれると書いてあります。しかし、私は、バルブの方から先に入れて行って最後に反対側を入れました。まあ、入ったから良しとします。

タイヤを入れるときはチューブをかみこまないようにしましょう。

元に戻す

逆に付けていくだけです。最初の位置をマークしてなかったので勘でつけました。

ホイールが丁度中心に来ないでブレてるときは、左右のチェーンの張り調整ナットを回すと簡単に真ん中に来ます。

ハブナットは20Nmで締めました。

ブレーキワイヤーを付けて調整。最後に空気を入れておしまいです。このタイヤの適正空気圧は4.0kg/cm2とタイヤに書いてありました。

空気入れはゲージ付きがいいですね。Serfasの空気入れはゲージが上の方についてて見やすくていいです。仏式/米式/英式に対応しています。

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